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武蔵野ハウス 塚田邸

照明デザイナーの住まい

実際に現場を見て考えられるところが自由設計の魅力です

参加までは、誰もが不安

きっかけは、たまたま駅で見つけたコーポラティブハウスのポスター。妻も私も興味を持って、「一度、話だけでも聞いてこようか」と個別説明会に出かけました。説明会に行く前は、大手の不動産会社というわけでもないし、ましてや建物がまだできていないのですから、正直とても不安でしたね。説明会のあとも、膨大な質問リストを手に、電話で確認したり、設計事務所を訪れたりして、とにかく不安や不明瞭なところを残さないようにしました。家をつくるなんて一生に何回もあることではないですから、どうしても慎重になりますよね。でも、コーディネーターさんや建築士さんが、私たちの細かい質問に一つひとつ丁寧に答えてくれたことで信頼感も高まり、「コーポラティブハウスを創る」ことのイメージも固まってきて、踏ん切りがつきました。

私たちの家づくり

自由設計ではまず、雑誌のカラーコピーを持参して、自分たちが好きなインテリアの系統を、建築士さんに伝えました。「うまく伝わってないかな」というときは、自分で絵を描いたり、文章にまとめたり…。ショールームにも通って、台所からトイレ、塗装までいろいろ勉強しましたよ。でも、興味のあることだから全然苦になりませんでした。むしろ、そうやって固まってきた自分の意見を聞いてくれて、実現してくれる人がいるというのは楽しかったですね。ただ、夢をつめこみすぎて予算オーバーしてしまったので、あとで削っていく作業が辛かった(笑)。

細かいところも随分迷いました。例えば、窓。光がたくさん入るガラスブロックにしようと思っていたのですが、すりガラスだったり色が付いていたりいろんな種類があるんです。でも、現場ができていないから4階のこの場所からどういうものが見えるかっていうのがわからない。現場ができるまで待ってもらって、実際に確認してから「なるほど、景色は悪くないからクリアのガラスブロックにしよう」と決めました。

子どもの安全性についても、現場に入ってみて初めて考えましたね。床から窓までの高さが思ったより低く、子どもが自分で窓が開けられるようになると、過って窓から落ちてしまう危険性もありました。そこで急遽、窓を大きく開け放てないように、金具を付けてもらいました。現場を実際に見られて、その時気づいたことに柔軟に対応してもらえるのも(もちろん、段階によってできることとできないことがありますが)、コーポラティブハウスならではの魅力ですよね。

自由設計に時間をかけている間、コーディネーターさんには、総会の場所決定から、議事録づくり、近隣対策、融資の手続きなどまでいろいろサポートしていただきました。こんなふうに、プロの方々のきめ細やかな支えがあったからこそ、満足できる空間を創れたのだと思います。

リビングライティングダクトを天井縁に沿って設置。スポットライトを効率良く設置

ライティングダクトを天井縁に沿って設置。スポットライトを効率良く設置

玄関を入ったところに出現する特徴的なライトFLOS社の「ROMEO SOFT S2」は、イタリー製。巨匠フィリップ・スタルクのデザイン。

玄関を入ったところに出現する特徴的なライトFLOS社の「ROMEO SOFT S2」は、イタリー製。巨匠フィリップ・スタルクのデザイン。

ライティングコントローラ「LUTRON」を部屋の中心に設置。この米国製の調光システムは、 ボタンひとつでリビング全ての照明をコントロールできる。
キッチンは、白とコンクリート打ち放しの多い室内で、目を引くように赤くした。

ライティングコントローラ「LUTRON」を部屋の中心に設置。この米国製の調光システムは、 ボタンひとつでリビング全ての照明をコントロールできる。 キッチンは、白とコンクリート打ち放しの多い室内で、目を引くように赤くした。

ベッドルームのディスプレイ棚の上に間接照明を装着。

ベッドルームのディスプレイ棚の上に間接照明を装着。

リビングルーム

塚田さんの描いたスケッチ。設計士とイメージが通じあうまで何度もやりとりが行われた。

塚田さんの描いたスケッチ。設計士とイメージが通じあうまで何度もやりとりが行われた。

ご主人は現役照明デザイナー。奥さんも過去は照明デザイナーというご家族。建設中に新生児が誕生。

ご主人は現役照明デザイナー。奥さんも過去は照明デザイナーというご家族。建設中に新生児が誕生。

ガラスブロックの明るいリビング。

ガラスブロックの明るいリビング。

外観
  • 家族構成 : 夫婦+子供1人
  • 物件名 : 武蔵野ハウス
  • 住戸タイプ : 4F
  • 専有面積 : 66平米
  • 間取り : 2LDK
  • コーディネート : タウン・クリエイション
  • 住戸設計 : K.U.T.都市建築研究室